ガイド的 助っ人大賞 2016
2016年も残りわずか、勝手ながらこの1年お世話になった
助っ人の皆様を表彰したいと思います。
ガイドといえば、
お客様のスムーズな旅のサポートは大前提。
大きなトラブルもなく、無事に終えれば大満足ではあるのですが
とはいえ、やはり関西人魂。
なんとか盛り上げたい、笑わせたい、楽しませたいという欲がムクムクと沸いてくるのです。
そんな中、ツアーを盛り上げてくれた助っ人の皆様をご紹介したいと思います。
第3位 鹿
ご存知、奈良公園の鹿の皆様。
奈良を歩き始めるやいなや、ひょっこりと姿を現す演出。
ある時は、鳥居の影から、灯篭の後ろから、山の上から、参道の真ん中で、、
つぶらな瞳と、愛らしい姿で、礼儀正しくお辞儀をしてお出迎えしてくれる、まさに観光大使。
しかし、おせんべいには要注意。
せんべいを持って走ると、野生のスイッチONで、ドドドっと追いかけてくる。
そういえばNYからやってきたご家族は、なぜか朝からご機嫌超斜め、家族喧嘩中で険悪な雰囲気。
ガイドは冷や汗ものでしたが、奈良の鹿のお陰で、
すっかり皆様笑顔となり、素敵な家族写真もとれたのでした。
ありがとう、鹿さん!
第2位 修学旅行生
京都といえば修学旅行先のメッカ。
日本の色々なエリアから、やってきてくれます。
学校ごとに、制服も違い、4,5人で楽しそうに過ごしている姿にお客様は興味津々。
制服がかわいい、かわいいと、一緒に写真をとることもしばしば。
また、最近は突撃取材というサプライズ演出も!?
(恐らく学校の授業で)観光地にいる外国人観光客に、一生懸命準備してきた
英語で質問をして、最後にお礼にと、折り紙をプレゼントしてくれます。
子供たちの一生懸命な姿と、そのプレゼントにお客様たちもにっこり。
こんな優しい顔、私には見せてくれなかったわ、、と思いながら
ほのぼのとした時間を提供してくれました。
ありがとう、学生さん!
第1位 着物姿の観光客
なんといっても、清水寺界隈。
二年坂、三年坂近くまでくると、多くの着物をきたアジア観光客の方で溢れています。
多くの欧米のお客様は、localの人=日本人と勘違いし、
着物を着て、道を闊歩し、寺社をめぐる姿に
まさに、ここはイメージ通りの日本! やっぱり京都なtraditional な街なのねー、と大感激。
お客様自ら、声をかけて着物を着た若い女性グループ(日本人ではない)と
一緒に写真をとってもらうこともしばしば。
そして皆しれっと、日本人になりきって写ってくれます。
“実は観光客なんだけど、、”と思いつつも、質問されなければ敢えて言わずに
その雰囲気を楽しんでもらっています。
古都、京都の雰囲気作りに多いに貢献してくれています。
ありがとう、アジアからの着物姿の観光客の皆さん!
番外編:舞妓さん
ハリウッド映画”Memories of Geisha"で、その世界観に魅せられ興味深々のお客様多数。毎日夕方開催される、舞妓さんに出会えるかもしれないし、出会えないかもしれない、、というwalkingツアーもいつも賑わっています。そんな舞妓さんの舞を見て、一緒に写真を撮れた日にはテンションMAX!! ツアー満足度も急上昇。
来年も京都の資源を最大活用して、ツアーを盛り上げていきたいと思います。