京都の通訳ガイドEriの小話

”大切な人を大切な場所へ”をモットーに地元京都で通訳案内士をやっています。ツアーで出会った愛すべきお客様達とのエピソードや、改めて感じた京都、日本の魅力を綴っています。

最近の英語勉強法

ガイドを始める前に、ガイドの仕事は帰国子女やバイリンガルしかできないと思っていた。

帰国子女でもバイリンガルでも無い私。

試験は運良く合格!したものの、果たしてやっていけるのか不安だった。

試験に合格すると、たいていいくつかのガイド団体が新人向けの研修を行っている。

迷わず参加し、どんな人が活躍しているのか、その人から学びたいと思った。

人気ガイドの方達の、ガイディングを何回か体験し意外な事に気付いた。

それは私がイメージしていたような、CNNやBBCみたいな流れるような流暢な英語ではなく、

わかりやすく、シンプル、そしてゆっくりで聞き取りやすい英語だった。

 

なぜならガイドの現場ではお客様はネイティブとは限らない。

(実際私の場合8割はネイティブ、、💦)

色々な国の人が混載しているケースもあるし、自国の言葉のガイドが見つからないので英語対応で頼んでくるケースもある。大人もいるし、子供が混ざっている事もある。

もちろん堪能な英語、語学力は武器になる!

でも、要はきちんと”伝わる”事が一番大事なのである。

もっと言えば、内容が肝なので、語学力に加えて知識も大事。

そして”何をどのように伝えるか”はもっともっと大事。

 

とはいえ、語学力。

よく考えたら、ガイド中はほぼ毎日8時間ぶっ通しで英語を話して聞いてしているので

もしかしたらどこかに留学に行くよりもずっと英語には接しているかもしれない。

なので、ツアー中のやりとりで困る事はほとんどなくなった。

が、それでも時々ヒアリングができないこともある。

そういう時は思いっきり想像力を使いながら対応をしてその場をしのぐ訳だが

ネイティブの話す英語のヒアリング(特に子供)は私にとっての大きな課題だ。

 

どうしたらヒアリング、音のキャッチアップが出来る様になるのか。  

ようやく分かってきた事。

それは 自分が発した事の無い音、単語は聞き取れない!

 

英語学習においては当り前なのかもしれないが

自分が発した事が無い単語や音はキャッチできない。

例えゆっくり話してもらったとしても。

これは私にとって大きな発見だった。

 

ガイドの現場では基本的に似たような単語を利用する。

いわゆるtechnical termとしては日本文化や事象、寺社仏閣などの歴史などを説明するための単語。この辺りはカバーできているが、例えば最近のファッションやゲームの話、政治の込み入った話になると、私にそもそも語彙力がないので、そもそも聞き取れない。

 

そう、なので、前段がえらい長くなったが

目下の英語学習のテーマは”スピーキング”。

自分で発する単語、音を増やしていくことで自然とヒアリング力をアップしていく作戦だ。

時間がある時は、新しい表現や単語を含む文章をネイティブスピーカーの音で確認して、自分でも同じ音が出せる様に、口がスムーズになるまで何度か音読する。そらで言えるようになったら、一度ノートに文章を書き出して客観的に文法をチェックしながら丁寧にアウトプットし、そして改めて何度も口に出して読み上げる。仕上げにマイクで録音をして、それを聞き直す。自分の声は学習効果が高いらしい(←小耳にはさんだ)

とにかく、スピーキングなのである。

 

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